仏紙襲撃容疑者ら3人死亡


【パリ時事】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド銃撃事件をめぐり、仏特殊部隊は9日夕(日本時間10日未明)、容疑者グループが立てこもったパリ北東約40キロのダマルタンアンゴエルの印刷会社と、パリ東部ポルトドバンセンヌ付近のユダヤ教食料品店にほぼ同時に突入した。この結果、立てこもった3容疑者全員と食料品店の人質4人が死亡、ほかの人質ら4人も重傷を負った。世界を揺るがせた銃撃事件は、発生から3日目で終結した。
 印刷会社に立てこもったのは風刺紙銃撃事件のシェリフ・クアシ(32)、サイド・クアシ(34)両容疑者。いずれも特殊部隊に殺害された。2人は7日午前にパリの風刺紙本社を襲い、警官や編集長ら計12人を殺害。車を次々と乗り捨てながら逃亡し、当局との銃撃戦を経て9日朝に印刷会社に侵入した。逃げ遅れた従業員男性が社内に残されたが、急いで身を隠したため犯人に気づかれず、特殊部隊突入後に無事解放された。
 一方、容疑者グループの一員であるアメディ・クリバリ容疑者(32)は約20人の人質を取ってユダヤ教食料品店に籠城した。同容疑者は特殊部隊の突入を受けて死亡。人質ら4人も殺害され、負傷者を含む十数人が救出された。
 仏テレビによると、クリバリ容疑者は2010年にシェリフ容疑者らと共にイスラム過激主義者の脱獄を計画。当局から逮捕されて禁錮刑を受け、約2カ月前に出所したばかりだった。今月8日にはパリ南部の郊外モンルージュで女性警官を射殺していた。当局はクリバリ容疑者の内縁の妻とみられる女、ハヤト・ブメディエンヌ容疑者(26)も事件に関わったとみて、写真を公開して行方を追う。
 仏BFMテレビは事件解決後、立てこもり中の容疑者と電話で接触した内容を報道した。それによると、シェリフ容疑者は11年に国際テロ組織アルカイダ系組織から資金提供を得てイエメンに行き、軍事訓練を受けた。一連の犯行もアルカイダ系組織の指示を受けて実行したという。
 またクリバリ容疑者は「自分とシェリフ容疑者らは協力していた。彼らがシャルリー・エブド、自分が警官(を殺害する)という役割分担だった」と発言。仏政府には、過激組織「イスラム国」に対する仏軍の攻撃中止を要求したと説明した。 

参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150110-00000029-jij-eurp

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