「ポア手伝えと高橋被告に伝えた」 井上死刑囚が出廷


 オウム真理教元信徒・高橋克也被告(56)の裁判員裁判の公判が21日、東京地裁であった。猛毒の化学剤VXによる殺傷事件の審理があり、教団元幹部の井上嘉浩死刑囚(45)が証人として出廷。起訴された2事件の前に起きた別のVX襲撃事件で、被告に対し、「松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(59)の指示で、ポア(殺害の意)することになったから手伝うようにと伝えた」と証言した。

 公判で弁護側は「被告はVXの危険性を認識していなかった」と主張しているが、これに対し井上死刑囚は、教団では1994年3月ごろから松本死刑囚が「教団がサリンやVXといった毒ガスによる攻撃を受けている」と説法していたと証言。また、井上死刑囚は教団元幹部の中川智正死刑囚(52)から、「VXは皮膚につくと死に至るなどと説明を受けた」と話した。

 井上死刑囚は、地下鉄サリン事件など被告が起訴された全事件で証人として出廷する予定で、「事件当時、私が上司で、高橋さんが事件に関与したのは私が指示したことが多く、その責任がある」とも話した。
参考文献 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150121-00000022-asahi-soci
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