「安全マップ」


小学校の入学を前に、保護者が取り組んでおきたいことの一つが子供の防犯対策だ。子供を狙った事件は後を絶たないが、小学生になると登下校時など保護者の目が届かない機会が増える。まずは子供自身の防犯意識を高めることが大切だ。(油原聡子)

■体が小さいから狙われやすい

「防犯知識は教えないと身につかない。保護者の危機意識が子供に反映されるもの。子供は体が小さく、それだけで不審者に狙われやすいのです」と話すのは、安全生活アドバイザーの佐伯幸子さんだ。

連れ去りや性犯罪などは、子供が1人になる下校時に起こりやすい。こうした犯罪に遭わないようにするため、子供と一緒に「安全マップ」を作っておくといい。

通学路や普段よく遊ぶ所を歩き、危険な場所や行ってはいけない場所をチェック。子供が危険に遭遇したときに立ち寄れる民間協力拠点「子ども110番の家」など、逃げ込める場所も確認して、あいさつに行っておくといい。

保護者が不審者を演じ、受け答えの練習をしておくのも、子供の危険回避能力を高めるのに効果的だ。

子供には具体的に話をするのがポイント。「知らない人についていったらだめ」と話しても、子供と大人では認識に差があることもあるからだ。

例えば、「よく見かける人」は大人にとっては「知らない人」でも、子供は「知っている人」と思うことがある。どんな人が「知らない人」なのか具体的に説明する。「子供が理解するまで、何度も教えることが大切」と佐伯さん。

■施錠は素早く、靴を脱ぐ前に

共働き家庭の場合、小学校入学と同時に家の鍵を持つ子供も多い。鍵メーカー「美和ロック」(東京都港区)の広報担当、木谷麻希さんは「鍵をきちんと扱え るように子供の頃から教えるのが大切」と話す。空き巣などの被害者の中には、普段から施錠する習慣がなかったという人もいる。

子供に家の鍵を持たせる場合は、外から見えないようにするのが基本だ。鍵が見えてしまうと、不審者から「1人で留守番するのかも」と思われて狙われやすいのだという。

帰宅したときは、素早く鍵を出してドアを開け、室内に入ってすぐに閉める。「靴を脱ぐ前に、ドアを施錠するように習慣づけてください」と木谷さん。子供がドアを開けた瞬間に、不審者が一緒に入り込むケースもあるからだ。

■被害に遭っても話せない子も

子供の安全を守るためには、まず保護者が正しい防犯知識を身につけることが不可欠だ。

警備会社のセコム(渋谷区)は、インターネットサイト「子どもの安全ブログ」(http://www.secom.co.jp/kodomo/)で、子供の事件事故の情報や身の守り方などさまざまな情報を発信している。

同社の広報担当、堀越穂波さんは「子供の安全対策には、家庭でのコミュニケーションが重要」と指摘する。子供は犯罪の被害に遭っても、周囲に話せないこ とも多い。何か言いたそうにしていたり、少し元気がなかったりするなど些細(ささい)な変化に気づいて声をかけることも大切だ。

■ブザー、スマホ連動のカメラ…

警察庁によると、13歳未満の子供の連れ去り(略取・誘拐)事件は減少傾向にあったが、平成20年の63件を境に増加傾向に転じ、23年は83件、24年は95件、25年は94件だった。

こうした中、防犯ブザーや玄関などに取り付けるセンサーライトなどの防犯グッズを使う人も増えている。ビックカメラ有楽町店(千代田区)では、キャラクターが描かれたものやLEDライトがついたものなど50種類以上の防犯ブザーがそろう。

「ブザーを持っていると、周囲に対して防犯意識が高いというアピールにもなる」と同店セキュリティーコーナー担当の山元大輔さんは語る。

玄関などに設置して人を感知すると明かりがともるセンサーライトも定番商品として人気。3千円程度の商品がよく売れるという。

最近、注目なのはスマートフォンなどで自宅の室内の様子が見られるネットワークカメラ。子供が安全に留守番しているかチェックするために購入する保護者もいるという。参考文献http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150208-00000529-san-life

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