窓越しの銃乱射


 「パン! パン! パン!」。乾いた銃声が執拗(しつよう)に響き、椅子を蹴散らし逃げ惑う集会参加者--。英BBC放送が公開したデンマークの首都コペンハーゲンで起きた銃乱射事件の録音には、現場の恐怖が刻まれていた。一夜に続いた凶行の背景は不明だが、イスラム過激派との関連も指摘されている。事件は「幸福大国」と呼ばれるデンマークを震撼(しんかん)させた。【コペンハーゲン篠田航一】

【首都を襲った連続テロ】

 第1現場のカフェ「クルットエンデン」付近は事件から一夜明けた15日も警察による封鎖が続き、捜査員が検証を進めていた。

 事件は突然起きた。「『確かにそれは表現の自由だ、しかし』と言うのはなぜでしょう。どうして私たちは今でも『しかし』と言ってしまうのか」。「イスラム教と表現の自由」に関する集会で、女性が表現の自由の制限について懸念を投げかけたその瞬間、男が窓越しに銃を乱射した。

 集会には、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いた隣国スウェーデンの画家ラーシュ・ビルクス氏が参加していたが、男は狙いを絞らず乱射。参加者の男性(55)が死亡し、警戒中の警官3人が負傷。男は奪った乗用車で逃走した。

 現場のカフェはミニコンサートも開かれる文化施設で、周辺には比較的裕福な層が多く住んでいるという。近くのバーにいたという会社員、ペータ・レブンさん(47)は「店外に出ると警官が『ここから離れろ』と怒鳴っていた。とにかく皆と同じ方向に逃げ、道も覚えてないくらいに夢中で走った」と振り返った。

 厳戒態勢の中で次に狙われたのは、カフェから約3キロ離れたシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)だった。AFP通信によると、男はシナゴーグの外で警備中の若いユダヤ人男性と警官に発砲。男性を殺害し、警官2人を負傷させた。

 その後、男は徒歩で逃走。中心部の駅近くで警察に職務質問を受けた際に突然発砲し、応戦した警察官に射殺された。

 第2の現場にユダヤ教関連施設を狙うという連続テロは先月、フランス・パリで起きた週刊紙シャルリーエブド本社襲撃に始まる一連の事件と共通している。今回の事件との関連は不明だが、コペンハーゲン警察は「同じシナリオを計画していた可能性もある」とみて、イスラム過激派との関連も捜査する。

 福祉国家で所得格差が少なく、充実した教育の国として知られるデンマーク。静寂を取り戻した現場には、喪失感と理不尽な暴力に対する怒りが満ちていた。だが、パキスタン系移民のタクシー運転手モハメドさん(50)は、事件を非難する一方でこうも話した。「多くのイスラム教徒の感情を傷つけてまで守る言論の自由とは、一体何なのだろうか」参考文献http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00000053-mai-eurp
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