タコベル


 オープンの準備を進めている場所は、東京・渋谷の道玄坂。今年2月、焼き肉チェーンの「牛角」などを運営するアスラポート・ダイニングが日本でのフラン チャイズ契約を結び、ツイッターなどで大きな話題となりました。すでにスタッフの募集も始めており、期待が高まっています。

渋谷店では日本限定のオリジナルメニューも投入。エビを使った「シュリンプ・アンド・アボカド・ブリトー」や「タコライス」を提供します。4月上旬から3週間、米本社のトレーナー4人が来日し、「本場の味」を徹底的に指導するそう。

日本には1980年代後半、東京や名古屋などに出店していました。しかし売上が伸びず、90年代前半に撤退。いまも横田基地(東京都)など、在日米軍施 設内にお店を残していますが、基地関係者以外の一般人は利用できませんでした。タコベル側は「日本人の生活にファーストフードはどんどん根付いてきていま す。メキシカンファーストフードを投入することで、その選択肢を増やせれば」としています。

米国には6000店、豊富なメニュー

 タコベルは1962年、ビジネスマンのグレン・ベル氏がカリフォルニア州に第1号店をオープンさせたのが始まりでした。当時のファーストフードはハン バーガーやホットドッグが中心。注文を受けてから、新鮮な野菜などで作られる「タコベル」のタコスやブリトーは大人気となりました。わずか5年後には 100店舗を達成し、急成長していきました。現在は米国内で約6000店あります。

魅力は、豊富なメニュー。トウモロコシの粉などを焼いた薄い生地「トルティーヤ」で素材を挟んだり、巻いたりする「タコス」「ブリトー」には、トッピン グが盛りだくさん。肉やレタス、チーズ、ライス、豆、ポテト、ワカモレ(アボカドのディップ)などを好みに合わせて選べます。「ナチョス」などの定番料理 を始め、メキシカン特有のシナモンを使ったスイーツなどもそろえています。

10年間で世界に1300店を出す計画

 タコベルは以前はペプシコ-ラなどを販売する「ペプシコ」の一部でしたが、現在はケンタッキーフライドチキンやピザハットなどと同じ「ヤム・ブランズ」 の傘下にあります。米国で6000店を有し、カナダやイギリス、インド、サウジアラビア、韓国など20カ国に進出していますが、各国で強固な地盤を固める のはじつはこれから。最も多いカナダでも29店にとどまっています。

タコベルは今後10年で世界的なブランドを確立する中期計画を掲げており、アジアを中心に世界で1300店を新規オープンさせていく予定です。日本では渋谷以外にも、大都市を中心に多店舗展開する見通しです。参考文献http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150329-00000004-withnews-bus_all

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