アンジェリーナ


【ロサンゼルス=中村将】米人気歌手のテイラー・スウィフトさん(25)が自身のブログで、母親(57)ががんと診断されたと公表した。米女優、アンジェ リーナ・ジョリーさん(39)が3月、がんにかかるリスクを減らすため、卵巣と卵管の摘出手術を受けたと公表して以降、米国では有名人ががん治療や予防の 啓発に一役かっている。

スウィフトさんは昨年のクリスマスプレゼントとして、母親にがんのスクリーニング検査を受けるよう、お願いしたという。その結果、がんにかかっているこ とが判明。部位などには触れていないが、「言いにくいことだけど」と前置きした上で、9日(日本時間10日)に公表した。

スウィフトさんはファンに対し、母親の言葉を代弁して、「あなたたちの親も忙しくて、病院に行くひまもないかもしれないけれど、あなたたちが言いきかせることで、早期発見につながる可能性がある」と呼びかけた。

一方、ジョリーさんが2年前の乳房除去に続き、卵巣などの摘出を公表した米ニューヨーク・タイムズ紙への寄稿には、複数の医師からコメントが寄せられ た。ある男性医師は「一人の医者が自分のキャリアの中で助けられる患者の数より、彼女が助けた数の方が多いだろう。自分の経験を世界中の人々と共有したこ とはすばらしい」とたたえた。

ジョリーさんの告白後、英有名タレント、ケリー・オズボーンさん(30)も「私にもがんの遺伝子がある。アンジェリーナの決断の難しさがよく分かる。いつか、私も(彼女のように)除去するだろう」とテレビ番組で述べた。

今回のスウィフトさんのブログをふまえ、米人気歌手のレディー・ガガさん(29)がツイッターで「あなたとお母さんや家族のことをみんなで祈っている よ」とコメントしたことで、「啓発の連鎖」はさらに広がる可能性もある。ジョリーさんが乳房除去を公表した後、遺伝子検査を受け、除去手術を選択する女性 が増える「アンジェリーナ・エフェクト(効果)」(米タイム誌)と呼ばれる現象が起きた。参考文献http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00000561-san-n_ame

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