偽母乳


子どもが口にするものを取り扱う業者として不適格だ」と批判している。買った人からすれば、私も業者の一味に見えているはず。10ミリリットル当たり200円で約10回取引し、合計約2万円の収入を得た。マニュアルの指示通りに湯を加え、粉ミルクは入れなかった。 さらに、「出来上がったものが薄いようなら、市販の粉ミルクか牛乳を足してほしい」と指示していた。

この業者から母乳を買った母親は50ミリリットルを5000円で購入しており、業者は偽造品を5倍の高値で売りさばいていた恐れがある。 神奈川県の30代女性は昨年7月に次男を出産し、母乳が多く出て飲み切れない分を捨てていた。それを知った、長男の保育園での友人から、今年1月に業者を紹介された。 業者はホームページ(HP)で、販売する「母乳」の用途を「母乳風呂」などとして飲用と認めていなかった。 3月に長男を産んだ千葉県の20代女性は「余るくらいなら売ろう」と考え、今春に粉ミルクも加えて1回だけ業者に送った。

女性は「指示に従っていれば大丈夫と信じ込んでいた」と振り返り、「私の作ったものも細菌量が膨大だったのか……。 毎日新聞は、業者に「母乳」を提供した神奈川県と千葉県の女性2人から、「母乳の買い取りについて」と題するほぼ同じ内容のマニュアル2種類(いずれもA4判1枚)を入手。見積価格は400ミリリットルで1万円だった。できることなら謝罪したい」と話した。母乳と湯の割合を「1対3」程度としていた。

しかしマニュアルでは「飲んでもらうことが大前提」と明示し、説明の食い違いは「販売量が不安定なため、母乳を子供に飲ませようとする人が殺到して事業が滞ることを避けたい」とした。その中で「清潔なお湯で消毒すれば、すぐに腐ったり細菌が増殖したりする心配はほとんどない」とし、水を沸騰させ、人肌くらいに冷ました後、母乳に加えるよう指示。 食の安全に詳しい山崎伸二大阪府立大教授(細菌学)は「母乳を衛生的に保つという大義名分で偽物の製造を正当化しているが、湯を注いで消毒されることは絶対にあり得ない。買ってしまった人には本当に申し訳ない」と繰り返した。「母乳がたくさん出る人にとって気軽な取引だが、足りない人の弱みに付け入る片棒を担いでしまった。参考文献http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150825-00000010-mai-soci

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